普通の日々

3月11日15時前、かなりまずい揺れが来た
迫ってくる
立っていられなくなった
ああ、ここ、崩れるかもな…
そんな揺れだった…暫くして収まったが
外の電線の束が縄跳びみたいになって、凄い音がしていた
生まれてこの方東京育ちだが、こんな地震は初めてだ…

そして、テレビを見て呆然とした。

心の一部はまだ呆然としている、多分これはもう元に戻らない
認めるまでに時間がかかった
少し楽になった

数日後、散歩した
いつもの場所にいるにゃんこを見てほっとした
寒い日だったので 擦り寄ってきて隣に座った
暫くぼーっと風に吹かれた
夕日が傾いて木の影が長くなっていった

にゃんこも帰ったし寒いので
帰った。








ビートたけし、「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ【長文抜粋】

危機的状況の中の希望 村上龍

勇気を。